義父への説明
融資の事前審査も下りて、さて不動産売買契約という段階に来て、まさかの義父が反対していると妻から話がありました・・・。
今まで、賃貸併用住宅を購入する話はしていたようなのですが、突然の反対表明です。どういう事かわからないので、まずは話を聞きに行ったところ、以下の点を心配をしてくれていました。
・そんな借金を背負って返せるのか。
・借家人がつくのか。
・借家人と一つ屋根の下だと、ストレスがあって気が休まらないのでは。
皆が心配する点ですよね。
それぞれ、以下説明をしました。
・そんな借金を背負って返せるのか。
⇨ 賃貸収入がある事でより安全性が増す。自分達だけの給料で支払うよりも、収入が多い方が安全である。なお、建物代金は13年程度で返済が完了するので、その後は仮に土地値になったとしても、売る事で返済が可能。しかも、新築時は賃貸付けには苦労しないのが一般的。
・借家人がつくのか。
⇨空室の懸念については、賃貸需要の強い土地を選定しており、間取りも需要より供給が少ない間取りとした。儲けを狙っているわけではないので、家賃を相場より下げれば当然空室は回避可能。
・借家人と一つ屋根の下だと、ストレスがあって気が休まらないのでは。
⇨当然、下の階に人がいない方が良いですね。そこはデメリットですが、間取りの工夫や、下に響かないような施工をしてもらいます。それと、一般常識のある方を厳選するために、家賃帯を高めるための間取りにしている。また、申込み時の審査で明らかに変な人はお断りできる。
上記回答をしたところ、そこまで言うのであれば・・・と、渋々でしたがご理解頂けたようでした。
実際のやり取りは色々な心配や、懸念等を言い方を変えて伝えられましたが、全てローライが検討していた事であったので、丁寧に説明をしました。ざっくり、内容をまとめると上記に集約されます。
特殊な住宅という事もあり、これから賃貸併用住宅を建てようという方は、まずは本人がとても心配や懸念があると思います。ただ、本人はよく勉強して、検討して、納得した上で判断していますが、他人は心配はするけど、自分で購入するわけではないので、本気では考えないものです。あえて、そんな家を建てないで、都心から離れたところに普通の一軒家を建てればいいんじゃないかと、そこで思考が止まってしまうのは普通だと思います。
自分がなぜ賃貸併用住宅を建てたいのか、普通に家を建てた場合の違いや、懸念点については説明すれば理解して頂けると思いますので、気が重い部分はあるかと思いますが、しっかりと説明をするのが大事だと思います。
ただ、普通より良い生活、良い場所、良い建物、良い資産を望むのであれば、普通な事をしていては手に入らないのです。多少のリスクを取って、考えられるリスクは対策をすれば良いのです。そもそも、普通だから安全という考えは思考停止だとも思うので、そこはよく考えてメリット、デメリットを比較して判断するのが良いと思います。
このブログが賃貸併用住宅を建てようと思っている方の一助になれば、幸いです。