初めての不動産売買契約

初めての不動産売買契約はこちらで依頼していた業者のオフィスで行いました。

新宿にあるオフィスで、13時から契約を行いますとの事です。土地の契約に2時間、建物の契約に1時間とのこと。契約関連で3時間って、思っていたより長い1日になりそうだなと思いました・・・。

400万円なんてキャッシュで持って歩くのは初めてなので、強盗に会いはしないかと、緊張します。実印も忘れずに持って出かけます。

当日は良い天気でしたので、少し早めに出てのんびりとランチをした後に行きました。

到着してコンサルタントの方、宅地建物取引士の方と挨拶を交わします。その後、売主を待ちます。

売主の方は1名と聞いていたのですが、なんと4名も来ました・・・。驚きです。契約だけなのに、なぜ??売主側の仲介業者も含めると、5名と対面で座る事になります。かなり圧迫感があります。

よくよく話を聞くと、住んでいた土地を2人の姉妹で相続した模様で、旦那さん含めて4名ということのようです。やはり、土地だけでも大金ですので、2家族で分けてもいい金額になります。ですから、契約の場に参加したという事でしょう。

売主の方は土地を売るという事に、少し寂しさを感じているようでした。良い土地でしょう、若い方に住んでもらえて嬉しいとの事でした。

ローライとしても、売主の方がどのような方か気になっていましたが、良い方のようで安心しました。やはり、そこの土地にどのような人が住んでいたのかは気になりますよね。

そして、重要事項説明書について、宅地建物取引士から淡々と説明があります。売主の方は重要事項説明書は事前に確認していなかったようですが、売る側はそんなものかもしれませんね。その後、大量の書類に、捺印と署名を行います。印紙も貼りました。署名だけで、腱鞘炎になるのではないかと思うぐらいにひたすら、自分の名前を書きます。そして、大量に捺印をします。これはうんざりしますね。

その後、400万円の手付金を渡します。しっかりと、一万円札が400枚ある事を確認してもらい、晴れて不動産売買契約完了という事になります。

もし、売主側が契約破棄する場合は手付金の400万円を含めて800万円を払う事になります。買主都合の場合は400万円を諦めるという事になります。当然、契約にはローン特約を付けていますので、万が一、銀行の本審査で融資が付かないという場合には買主は400万円を返してもらい、契約解消となります。

とはいえ、これでほぼ土地の購入は決まったという事になります。

住宅探しを始めてから、半年程かかりました。土地というのは限られているので、今持っている人が売りたいと言った物を探して、欲しいと思った土地や建物に出会うというのは、なかなか大変な事だなと思いました。それぞれの土地には値段もあってないようなものですし、適正価格というのもよくわからないのです。近隣の取引事例を参考にしつつ、土地の形や接道状況を考慮して不動産業者が査定するようですが、それでも売主側の希望売却価格なのです。それに対して、買いたい価格を提示して双方が合意すれば成立という事です。

ただ、土地を購入するにあたり、その土地の朝、昼、夜の日当たり状況や、人通り、治安、近隣の施設や、学校、病院、スーパー等の位置、ハザードマップ、地盤の状況など色々と複合的に考える必要もあります。ただ、良い土地はすぐに買い付けを入れないと、他の人が買い付けを入れてしまう懸念があるので、じっくり悩むという訳にもいかないのです。そんな状況で、長く住む事になる土地を選ぶという事です。

ローライの場合は直感でした。その後に懸念がないか、色々と調べて問題ないと判断して購入判断に至りました。書くと、考える事が色々あって大変ですが、そこに住む事を真剣に考えると、当たり前の事を考えただけでもあります。

意外と重要な事は直感で決める事が大切なのかもしれません。直感は過去の自分の知識や経験が言語化はできないが、良いと考えているという事だと思います。逆に直感で良い!と思えないものは、後で理屈を付けて買うというのは良くないと思います。言語化できない、何かに引っかかっている可能性があるのかもしれないです。直感を働かせるためにも、色々と観る必要があるとも思います。

なんにせよ、土地を購入したので、次は建物の契約となります。

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