高額の住宅ローンを乗り越えろ
賃貸併用住宅に踏み切れない方も多いと思います。
色々と調べると、賃貸併用住宅なら都心の一等地に土地付きの家が建てられる。
しかし、周囲にそのような家を建てている人は普通はいない事もあり、人にも相談できずに、悩んでしまいますよね。
相談すると、なんでわざわざそんな家を建てるの?って言われるのがオチだと思います・・・。
ローライももちろん悩みました。
ローライは『土地代9,000万円 + 建物代6,000万円 = 15,000万円』のローンとなりました。
建物代だけで、一戸建ての家を買えるじゃんって思ってしまいますよね。
そして、こんな大金のローンを返済できるのか、って単純にビビります。
ただ、金額だけでビビってしまっては前に進めません。
恐怖心は知識でカバーするのです。
ローライはこう考えました。
土地代は基本的に変わらないものです。
ましてや都心の一等地であれば、土地はいつでも売れます。
そうすると、もしも家を売るとなったら、最低でも9,000万円で売れるのです。
という事は、6,000万円のローンを組んでいるのと同じともいえます。
すると、35年ローンを組むと、大体15年ぐらいで建物代の返済は終わるんですね。
木造住宅って、法定耐用年数は22年です。
築15年だと、家を買う方にとってはちょっと古いかな、でもまだ十分に使えるなという感覚だと思います。実際、築15年程度の家だと土地代より、かなり高い値段で売りに出されてますよね。
すると、15年住んで、家を売ろうと思った時には住宅ローンが9,000万円残っていたとしても、それ以上の金額で売れるのです。しかも、その間は家賃収入と住宅ローン減税もあり、実質の家賃はかなり抑えられます。築15年ぐらいまでであれば、賃貸部分の入居者にも困らず、設備の故障などもほとんどない状態だと思います。
つまり、15年ぐらいはほぼ間違いなく、勝ちなのです。
支払いが少なかった15年間に貯めたお金と、家を売って得た利益をもとに、また家を建ててもいいですし、マンションを買って引越してもいいのです。もちろんずっと住んでもいいですね。
そう考えると、多額の住宅ローンを組むのって怖くないですよね。
むしろ、ローライとしては、郊外の土地の価値もあまりない家にローンを組んで家を買う方がヤバいと思います。
その家って、売れますか?
きっと買った人は、新築で手頃な値段で戸建てを買えるから、その土地に家を買ったのでしょう。つまり土地の価値はあまりなく、ほぼ建物代なわけですね。
果たして、新築でもないその家を買いたいと思う方がどれだけいるでしょう。
ましてや、住宅ローンを返済できる値段で売れるのでしょうか・・・。
きっと、土地の価値があまりないところで、中古の家を探している人というのは安さ重視でしょう。そうすると、かなり安くしないとなかなか売れないと思われます。
土地の値段が安いという事は、おそらく『 建物代 > 土地代 』となっていると思います。つまり、15年たっても、まだ建物代のローンを払い終えていない状況なのです。
はい、15年後で比較した時に、家を売って引越したいと思った時に、郊外に戸建ての家を買うのと、都心に賃貸併用住宅を建てるのと、どちらが勝率が高いかわかりますね。それまでの家賃収入も含めて考えると、手元に残るお金も全然違います。
そう考えると、多額の住宅ローンも怖くないですよね。
むしろ、郊外に戸建てを住宅ローンで買う方が怖いと思えてきます。
ローライはこう考えて、多額のローンに踏み切りました。
参考になれば、幸いです。
それでは。